大トリアノン宮殿le Grand Trianonでの

ティレシアス

ヴェルサイユの大トリアノン宮殿にある、ルネ=アントワーヌ・ウアス、《ミネルヴァとティレシアス》絵画
ミネルヴァとティレシアス
手前に見えるミネルヴァが、真ん中にいるティレシアスすぐさまに盲目させた文庫ビブリオテーケー、第三巻、六章七段六行。

大トリアノン宮殿le Grand Trianonに展示されている ルネRené-アントワーヌAntoineウアスHouasseごろに描いた《ミネルヴァMinerveetティレシアスTirésias》絵画が領主たちの控えの間le Salon des Seigneursに見られます。

この絵画は、ミネルヴァMinerveetアラクネArachnéeと同様に、「ミネルヴァ伝」というシリーズの一部です。

アポロドーロスApollodorosが書いた「文庫ビブリオテーケー」に出て来る、賢くさの女神であるミネルヴァMinervaティレシアスTiresiasとの不思議な関係性が語られている。

文庫ビブリオテーケー」の第三巻の文書においての《ミネルヴァとティレシアス

  1. しかしフェレシデスはミネルヴァによって視覚が奪われたという。
  2. この女神はとてもカリクロ妖精(ニンフ)が好きでした。
  3. そしてティレシアスは、
  4. [二人とも入浴していたから]
  5. 女神を全裸を直視した。
  6. ミネルヴァは彼の目の上に手を伸ばして、
  7. すぐさまに盲目にしました。
  8. カリクロ妖精(ニンフ)が彼女に視覚をもどすことを願いました。
  9. が、女神はそれを出来なくて、
  10. 鳥の鳴き声の意味が通じるように彼の耳を洗って、
  11. ナナカマドの木の杖を上げました。
  12. その杖で目が見えている人々と同じように自力で歩けていた。

アポロドーロス、文庫ビブリオテーケー、第三巻、六章七段。