大トリアノン宮殿での
ティレシアス

手前に見えるミネルヴァが、真ん中にいるティレシアス
すぐさまに盲目させた、文庫、第三巻、六章七段六行。
大トリアノン宮殿に展示されている ルネ=アントワーヌ・ウアスがごろに描いた《ミネルヴァとティレシアス》絵画が領主たちの控えの間に見られます。
この絵画は、《ミネルヴァとアラクネ》と同様に、「ミネルヴァ伝」というシリーズの一部です。
「文庫」の第三巻の文書においての《ミネルヴァとティレシアス》
- しかしフェレシデスはミネルヴァによって視覚が奪われたという。
- この女神はとてもカリクロ妖精が好きでした。
- そしてティレシアスは、
- [二人とも入浴していたから]
- 女神を全裸を直視した。
- ミネルヴァは彼の目の上に手を伸ばして、
- すぐさまに盲目にしました。
- カリクロ妖精が彼女に視覚をもどすことを願いました。
- が、女神はそれを出来なくて、
- 鳥の鳴き声の意味が通じるように彼の耳を洗って、
- ナナカマドの木の杖を上げました。
- その杖で目が見えている人々と同じように自力で歩けていた。