作品の描写

《洗礼者ヨハネと福音書記者ヨハネの三連画》、開翼時の三連画の景観、メムリンク美術館、聖ヨハネ施療院、ブルージュ(ブルッヘ)
かいよく

私たちはまず作品が表わそうとしている事を描写しましょう。そのため、視線を追います。それは、主な場面から始まります。

聖母の戴冠

中央の聖母は、綺麗な模様のある上級繊維の前で、赤いベルベットのバルダキンの下に金箔の王座で座しています。

《洗礼者ヨハネと福音書記者ヨハネの三連画》、中央パネルの拡大、《聖母と幼子イエス》、メムリンク美術館、聖ヨハネ施療院、ブルージュ(ブルッヘ)
中央パネルの拡大、《聖母と幼子イエス》

彼女は上空を飛んでいるニ人の小さな暗い青の天使によって「天国の女王」の冠を戴こうとしています。

《洗礼者ヨハネと福音書記者ヨハネの三連画》、中央パネルの拡大、《聖母の冠を持つ二人の天使》、メムリンク美術館、聖ヨハネ施療院、ブルージュ(ブルッヘ)
中央パネルの拡大、《聖母の冠を持つ二人の天使》

幼子イエス

彼女の膝に幼子イエスは、座ったままで、左手でリンゴを掴んでいて、右手では、聖母の左下前方に居る女の人薬指に、金の指輪を、聖母の下と左で、はめようとしています。

《洗礼者ヨハネと福音書記者ヨハネの三連画》、中央パネルの拡大、《幼子イエス》、メムリンク美術館、聖ヨハネ施療院、ブルージュ(ブルッヘ)
中央パネルの拡大、《幼子イエス》