作品の描写
私たちはまず作品が表わそうとしている事を描写しましょう。そのため、視線を追います。それは、主な場面から始まります。
聖母の戴冠
中央の聖母は、綺麗な模様のある上級繊維の前で、赤いベルベットのバルダキンの下に金箔の王座で座しています。
彼女は上空を飛んでいるニ人の小さな暗い青の天使によって「天国の女王」の冠を戴こうとしています。
幼子イエス
彼女の膝に幼子イエスは、座ったままで、左手でリンゴを掴んでいて、右手では、聖母の左下前方に居る女の人の薬指に、金の指輪を、聖母の下と左で、はめようとしています。