神話

アポロン、ラトナ、フローラ、ペルセウスなど、フランスの城館の画家や彫刻家が描いたギリシャ・ローマ神話の人物たち。

  • シュノンソー城でのディアヌ

    ディアヌ

    シュノンソー城に展示されている、プリマティッチオ画家が描いたディアーヌ・ド・ポワティエ肖像画のもとに使用された、オウィディウス作家が書いた変身物語の第3巻のアクタイオン章の文書

  • シュヴェルニー城でのアドニス

    アドニス

    シュヴェルニー城の2階にある暖炉で展示されている、ジャン・モニエ画家が描いたアドニスの死を表れる絵画の元に、オウィディウス作家が書いた変身物語の第10巻末のアドニス章を語る文書

  • シュヴェルニー城でのペルセウス

    ペルセウス

    シュヴェルニー城の二階にある王の寝室の天井に、ジャン・モニエ画家が描いたペルセウスとアンドロメダ諸絵画の元に、オウィディウス作家が書いた『変身物語』の第4巻末の『ペルセウスとアンドロメダ』章を語る文書

  • ヴェルサイユ宮殿の庭園でのラトナ

    ラトナ

    ヴェルサイユ宮殿の庭にあるラトナの泉水と花壇のもとで使用された、オウィディウス作家が書いた変身物語の第六巻のラトナとリュキアの農夫たちの対立が語られている「リュキアの農夫たち章」の文書

  • ヴェルサイユ宮殿の庭園でのパエトンとアポロン泉水

    パエトン

    ヴェルサイユ宮殿の庭園にある、アポロの泉水の真ん中に位置されている、ジャン=バティスト・テュビが1668年から1671年まで作った「太陽の車駕(しゃが)」諸像に表されている通り太陽神アポロ肖像のもとに使用された、オウィディウス作家が書いた「変身物語」の第2巻のパエトン章をどういう風にルイ14世が見ていたかを考える切っ掛けの文書

  • ヴェルサイユ宮殿 のヘラクレスの間でのヘラクレスの神格化

    ヘラクレス

    1736年9月26日にヴェルサイユ宮殿に行われたヘラクレスの間の《ヘラクレスの神格化》の除幕式を切っ掛けにメルクール・ド・フランス誌(Mercure de France)に記載された恐らく画家フランソワ・ルモワーヌ(François Lemoyne)によって書かれた文書を紹介。

  • ヴェルサイユ宮殿公園内にある大トリアノン宮殿でのアラクネ

    アラクネ

    トリアノンにルネ=アントワーヌ・ウアスが描いたある《ミネルヴァとアラクネ》絵画のもとに使用された、オウィディウス作家が書いた変身物語の第6巻のアラクネがミネルヴァに殴りつける「アラクネ章」の文書

  • ヴェルサイユ宮殿公園内にある大トリアノン宮殿でのフロラ

    フロラ

    大トリアノン宮殿の涼みの間に、ジャン・ジューヴェネ画家が描いた「フロラとゼフィルス」(フランス語:フロル・エ・ゼフィル、“Flore et Zéphyr”)絵画のもとに使用された、オウィディウス作家が書いた「祭暦」(ファスティ、Fasti)の第5巻マイユス月章でフロラとゼフィルスの結婚が語られている文書を紹介している

  • ヴェルサイユ宮殿公園内にある大トリアノン宮殿でのイリスとモルペウス

    イリス

    トリアノンにルネ=アントワーヌ・ウアスが描いた「イリスの近づきに目覚めるモルフェ」(「イリスとモルフェ」とも)絵画を合わせて、作品の元となっているオウィディウス作家が書いた変身物語の第11巻の眠りの神を訪れるイリスの「眠り章」の文書を紹介する。

  • ヴェルサイユ宮殿公園内にある大トリアノン宮殿でのティレシアス

    テイレシアス

    トリアノンにルネ=アントワーヌ・ウアスが描いたある「ミネルヴァとテイレシアス」絵画のもとに使用された、オウィディウス作家が書いた変身物語の第3巻のミネルヴァがテイレシアスの眼を見えなくさせていることが語られている「テイレシアス章」の文書

  • プシケ物語

    ローマ時代の小説のなかで唯一に完全に現存する紀元後二世紀にアプレイウスが著した「変容」は通常「黄金のろば」と呼称されている。 以下の文書は、現在のアルジェリア北東のアラブ語では、「<ruby lang="ja">メダウルッシュ<rp>(</rp><rt lang="ar">مداوروش</rt><rp>)</rp></ruby>」、古代のラテン語では、「<ruby lang="ja">マダウロス<rp>(</rp><rt lang="la">Madauros</rt><rp>)</rp></ruby>」出身の<ruby lang="ja">アプレイウス<rp>(</rp><rt lang="la">Apuleius</rt><rp>)</rp></ruby>が著した、正式に『<ruby lang="ja">変容<rp>(</rp><rt lang="la">Metamorphoseon</rt><rp>)</rp></ruby>の<ruby>十一冊の本<rp>(</rp><rt>libri&#160;XI</rt><rp>)</rp></ruby>』、略して、『<ruby lang="ja">変容<rp>(</rp><rt lang="la">Metamorphoses</rt><rp>)</rp></ruby>』が、主人公<ruby lang="ja">ルキウス<rp>(</rp><rt lang="la">Lucius</rt><rp>)</rp></ruby>が<ruby>驢馬<rp>(</rp><rt>ろば</rt><rp>)</rp></ruby>に変えられるため、親しんで、一般的に『<ruby lang="ja">黄金のろば<rp>(</rp><rt lang="la">Asinus&#160;aureus</rt><rp>)</rp></ruby>』と呼称されてきた作品の一部であります。 紀元後160年から180年の間に書かれたと思われています。 全体的な解釈は、複数の階層が重なるため、専門家たちにさえ、とても難しく見えていましたが、今日まで、読者たちや芸術家たちなどを、神秘宗教や魔術の要素のためか、魅惑させ続けてきました。 その中、特に『<ruby>愛の神<rp>(</rp><rt>クピードー</rt><rp>)</rp></ruby>と<ruby>心霊の神<rp>(</rp><rt>プシケ</rt><rp>)</rp></ruby>の物語』と知られている以下の文書は一番有名だと断言できます。 一般に「プシケの物語」と呼ばれていて、『黄金のろば』においては、第4巻28章から第6巻の24章までであって、筋としては、あるおばあさんが盗賊たちに誘拐された処女の気を紛らせるために語ろうとして、作品全体の筋に挿入されている物語の形を取っています。 物語が終わると、アプレイウスが皮肉的に主人公ルキウスに「こんなに結構な物語を記し留めておく紙と筆とが手許にないのを、ひとえに残念がるばかりでした」と言わせていることで(第6巻25章1)、著者が実際に、当時ローマ帝政<ruby lang="ja">ヌミディア<rp>(</rp><rt lang="la">Numidia</rt><rp>)</rp></ruby>州にあった<ruby lang="ja">アマーズィーグ<rp>(</rp><rt lang="ber">ⴰⵎⴰⵣⵉⵖ</rt><rp>)</rp></ruby>族の口頭の物語に基づいていたことを意味している可能性を示しています。 では、お楽しみください!